ヒナのほぼ日刊！

ＴＢＳで昨シーズンまで放送されていた「特上カバチ！」のなかで、
“行政書士が法律で定められた業務範囲を明らかに超えた法律相談を行って居る”
として大阪弁護士会がＴＢＳに抗議していたことが分かりました。

このドラマは人気グループ“嵐”の桜井翔さんが主演するドラマで、
行政書士事務所で補助役として働く役を桜井さんが熱演し、
行政書士役の堀北真希さんが今の社会現象を反映した
“派遣切り”や“追い出し屋”等の問題を解決していく物語でした。

ただの視聴者として見る分には毎回問題を爽快に解決していく様は、
見ていて気持ちのスッキリするドラマだと思っていました。

弁護士などその道の専門職から見ると、色々気に成るところがあったらしく、
行政書士の仕事を誤解する可能性があると言うクレームが寄せられたそうです。
そしてこの番組の再放送やＤＶＤ化の自粛を求めて居るそうです。

ＴＢＳ側は番組のＨＰで行政書士の仕事の内容について
紹介をして居るので誤解を招くようなことは無いと言って居ます。

ただ本当にドラマが誤解を招くような内容であったとしたら、
番組を見てさらにHPまで見たうえで行政書士について
理解を深めたうえで相談に訪れる人の方が少無いような気がします。

スカっとするドラマだっただけに、専門職の人からこう言ったクレームが
寄せられるのは少し残念な気がしました。


ドラマで行政書士が示談交渉…ＴＢＳに抗議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100409-00000857-yom-ent